−にお(nio)−
・匂いの花(においのはな) 俳諧連句で名残(なごり)の折に詠み込む花の句の称。
・匂い松茸味占地(においまつたけあじしめじ) 茸(きのこ)では、香りが良いのは松茸、味が良いのは占地であるということ。 類:●香り松茸味占地
・仁王立ち(におうだち) 仁王像のように、力強く、また、厳(いか)めしく立つこと。 典類:●鳥居立ち
・匂わせる(におわせる) 仄(ほの)めかす。それとなく暗示する。 類:●仄めかす 用例:源氏−若菜・下「今なむとだににほはし給はざりけるつらさを」 例:「犯行を匂わす」