−にわ(niwa)−
・俄か分限(にわかぶげん) 賎しい者が急に金持ちになること。 類:●成金(なりきん)●梅の木分限
・鶏は三歩歩けば忘れる(にわとりはさんぽあるけばわすれる) 1.鶏は直ぐに物忘れする生き物である。2.転じて、ものごとを良く忘れる人を揶揄(からか)ったり、何度言っても同じ過ちを繰り返す者を嗜(たしな)めたりして言う。
・鶏を割くに焉ぞ牛刀を用いん(にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん・うしのかたなを〜) 鶏を料理するのに、牛を切るような大きな包丁を使う必要はないという意味で、小事を処理するのに、大人物や大袈裟な方法を用いる必要はない。適用の仕方が間違っているということ。 類:●牛刀を以って鶏を割く 出典:「論語−陽貨」「子之武城、聞弦歌之声、夫子莞爾而笑曰、割焉用牛刀」