−のへ(nohe)−
・のべつ幕なし(のべつまくなし) 芝居で、幕を引くことなしに場面を進行させること。転じて、絶え間なく続く様子。 例:「のべつ幕無し小言を言う」 類:●引っ切り無し●ぶっ続け
・述べて作らず(のべてつくらず) 先哲の言葉を"述べて"、自説を"作らぬ"という孔子の態度。自分は実際に起こったことを述べているのであって、新たに作り出しているのではないということ。 出典:「論語−述而編」
・延べなら鶴でも(のべならつるでも) 「延べ」は、代金の支払いを延期すること、または月賦という意味。月賦で買うとなれば、高価の上に実質的でない鶴までも買ってしまうということから、現金で買い物をするときは慎重に余計なものを買わないようにするが、月賦だと、つい不必要なものや高いものでも買ってしまうものだということ。
・野辺の送り(のべのおくり) 亡骸(なきがら)を、火葬場や埋葬場まで、付き従って送ること。また、その行列や儀式。 類:●弔(とむら)い●野送り
・野辺の煙(のべのけむり・けぶり) 火葬するときの煙。荼毘(だび)の煙。