−のけ(noke)−
・仰け反り返る(のけぞりかえる) 後ろに反り返って胸を張るという意味から、威張って偉そうに振る舞う様子。 類:●踏ん反り返る
・退けば他人(のけばたにん) どんなに惚(ほ)れ合って結婚しても、夫婦は、離婚すればまったくの他人になってしまうということ。離縁は、それだけの覚悟を持って踏み切りなさいということ。 用例:浮・西鶴織留−四「まことにのけば他人、さてもおそろしの人心や」