−おひ(ohi)−
・お膝元(おひざもと) 1.貴人などの傍(そば)。また、そのお傍に仕えている者。 類:●側近●配下 2.君主や天皇、将軍などが居住している土地。江戸、東京を指すことが多い。 類:●首都 用例:雑俳・野の錦「さびしさの秋の届かぬ御膝元」 用例の出典:野の錦(ののにしき) 雑俳。明和4年(1767)。・・・調査中。
・お人好し(おひとよし) 1.大人しくて、または気が良くて、相手に逆らわない性格。そういう人。2.騙(だま)されやすい性格。そういう人。多く、嘲(あざけ)って言う言葉。 例:「だからあんたはお人好しだっていうのよ」
・帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきのながし)
・お百度を踏む(おひゃくどをふむ) 1.祈願のためにお百度参りをする。2.頼みを聞いて貰うために、同じ人を何度も訪問する。3.同じことを何度も繰り返す。 類:●お百度を上げる●お百度を打つ
・お開き(おひらき) 1.開くことを丁寧にいう語。2.落ち延びること。また、逃げることの忌み詞。 類:●退却 用例:太平記−一五「只先づ筑紫へ御開(ヒラ)き候へかし」 3.宴会などが終わること。会が終わって帰ることの忌み詞。 類:●閉会 用例:滑・膝栗毛−発端「わっちらあもふおひらきにいたしやせう」
・尾鰭が付く(おひれがつく) 事実以上に種々のことが付き加わる。複雑にする。 類:●尾に尾を付ける●尾に尾を添える 例:「話に尾鰭が付く」