−らい(rai)−
・雷声浩大雨天全くなし(らいせいこうだいうてんまったくなし) 雷鳴は大きく轟(とどろ)いたものの、一滴の雨も降らないということ。転じて、ものごとの兆しや前触れだけが大きいばかりで、何事も生じないことの喩え。
・来年のことを言えば鬼が笑う(らいねんのことをいえばおにがわらう) 将来のことは予測できないということ。予知能力のある鬼は、来年の話をする人間を見て「明日のことすら分からぬくせに」と笑い飛ばすという。また、厳(いか)めしい顔をして、とても笑いそうもない鬼でさえ笑うからともいう。 類:●Fools
set far trysts.(愚か者は遠い先の会合の約束をする)●Don't count your chickens before they're
hatched. ★京いろはがるたの一つ。「笑う」は、嘲笑する、馬鹿にするの意。
・来来世世(らいらいせせ) 来世のまた次の来世。いくたびも繰り返される未来。 類:●未来永劫
・磊磊落落(らいらいらくらく) 「磊落」を強めて言う言葉。心が広く快活である。 類:●磊落●落落磊磊 参考:磊落(らいらく) 心が広く、性質がさっぱりしている様子。快活で、細かなことに拘(こだわ)らないこと。