−りを(riwo)−
・利を得る(りをえる) 戦いで優勢になったり、勝利を得たりすること。また、得をする、利益を得るということを表わすのにも用いる。 反:■利を失う
・利を食う(りをくう) 1.利息を齎(もたら)す。利子が付く。2.取引市場で、利食(りぐい)する。
・理を尽くす(りをつくす) 道理の限りを述べる。道理を窮(きわ)め尽くす。 類:●理を迫(せ)める●理を詰める●道理に徹する
・理を曲げる(りをまげる) 自分に都合が良いように無理矢理(むりやり)道理を歪(ゆが)めて、道理から外れたことをする。
・利を以って合う者は窮禍患害に迫って相棄つ(りをもってあうものはきゅうかかんがいにせまってあいすつ) 利害関係によって繋(つな)がっている者は、苦境や災害などに陥るとたちまち見捨てて去っていくものである。 類:●金の切れ目が縁の切れ目 出典:「荘子−外篇・山木」「以利合者、迫窮禍患害相棄也、以天属者、迫窮禍患害相収也」
・理を以て非に落ちる(りをもってひにおちる・もちて〜) 道理の上で正しい者が、却って不利な立場になる。 類:●理に勝って非に落ちる