−さこ(sako)−
・左顧右眄(さこうべん) 左を顧(かえり)み、右を流し目で見るという意味。 1.左右を見回して、悠然として自得(じとく)する様子。 出典:「文選−曹植・与呉季重書」「左顧右眄、謂若無人。豈非君子壮志哉」 2.判断を下す時に、人の意見、噂や思惑を気にしてぐずぐずすること。躊躇(ためら)うこと。 類:●右顧左眄 出典:李贄(りし)「孔明為後主写申韓管子六韜」「以故瞻前慮後、左顧右眄、自己既無一定之学術」
・雑魚の魚交じり(ざこのととまじり) 能力や知恵、身分などの劣(おと)る者が、優(すぐ)れた者の中に交じっていて相応(ふさわ)しくないこと。特に、つまらない者が良い地位に就(つ)いていることを指して言う。 類:●場違い●(ごまめ)の魚交じり●海老の鯛交じり