−さん(あ)(san1)− ・山雨来たらんと欲して風楼に満つ(さんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ) 1.山雨が来る前には、まず高殿へ風が吹き付けて来る。 出典:許渾(キョ・コン)「咸陽城東楼」「渓雲初起日沈閣、山雨欲来風満楼」 ★元は、自然の景色を述べた句。 2.転じて、何か事が起ころうとしている時は、なんとなく形勢が穏やかでなくなるという喩え。 類:●嵐の前の静けさ●雲行きが怪しい●Coming events cast their shadows before.