−さと(sato)−
・左党(さとう) 1.フランス議会で、議長席の左側に座席を占めていたところから、政府に対する反対党。 類:●野党 2.酒を好む人。左利き。 反:■右党 ★江戸時代、金山鉱夫たちの隠語で、右手の「槌手(つちて)」に対して、左手を「鑿手(のみて)」と呼んだことによる。「飲み手」と掛けた洒落(しゃれ)。
・里が知れる(さとがしれる) 主に「お里が知れる」の形で用いる。素姓や生い立ち、育ちが知れる。その人の言葉使いや態度で、生まれや育ちの善し悪しが分かる。 用例:洒・廻覧奇談深淵情「もらってくれろのなんのといふ様な客ならお里のしれた男だが」 用例の出典:廻覧奇談深淵情(かいらんきだん???) 洒落本。安永8年(1779)。・・・調査中。
・里心が付く(さとごころがつく) 実家や故郷を恋しく思う気持ちになる。 類:●ホームシックに罹(かか)る
・悟り顔(さとりがお) 何もかも分かっていて、迷いなどは全くないというような様子。