−せい(あ)(sei1)−
・井蛙(せいあ) 見識が狭い者の喩え。井戸の中に住んでいる蛙には、海のことを話しても分からない。それはその狭い住処に囚われているからだ。 類:●井底の蛙●井の中の蛙 出典:「荘子−秋水」「井蛙不可以語於海者、拘於虚也」
・性相近し、習い相遠し(せいあいちかし、ならいあいとおし) 人間が先天的に持つ性質には個人差はないが、後天的な習慣の違いや教育の違いによって、種々の大きな差が生じてくる。 出典:「論語−陽貨」「性相近也、習相遠也」
・井蛙の見(せいあのけん) 見識が狭いことの喩え。
・生ある者は死あり(せいあるものはしあり) 命あるものには、必ず死ぬ時が訪れる。
・青雲の志(せいうんのこころざし) 1.高位高官の地位にのぼろうとする志。立身出世しようとする希望。 例:「青雲の志を抱(いだ)いて都へと上る」 出典:王勃(おうぼつ)の文「滕王閣(とうおうかく)−序」「窮且益堅、不墜青雲之志」<貧乏している時は、ますますその志を堅くして屈しないようにして、高位高官に栄進しようとする志を、いつまでも落とさず維持するようにする> 2.俗世間から逃(のが)れようとする志。 類:●凌雲之志