−せい(か)(sei2)−
・臍下丹田に力を入れる(せいかたんでんにちからをいれる) 「臍下丹田」は臍の下の腹の部分を指し、ここに気力を集めると健康になったり、勇気が出たりすると言われている。気力を込めて事を成すこと、あるいは、相手に対して勇気を出して立ち向かって行くこと。
・精が出る(せいがでる) 元気があって良く励む。元気に活動する。
・青眼(せいがん)
・晴好雨奇(せいこううき) 空が良く晴れていても眺めが良く、雨が降ってもまた眺めが優れている。晴天にも雨天にもそれぞれ風情(ふぜい)があること。 出典:蘇軾「飲湖上初晴後雨詩」
・晴耕雨読(せいこううどく) 晴れた日には外に出て少しばかりの田畑を耕(たがや)し、雨の日には家に居て読書をすること。悠々自適の境遇を指していう。暮らし向きに余裕がある、気ままな暮らし振りのこと。 類:●悠々自適●昼耕夜誦(ちゅうこうやしょう) ★「晴耕雨讀讀本(菅原兵治著)」昭和4年(1929)以前の用例が見付かりません。ご存知の方はご一報ください。
・誠惶誠恐(せいこうせいきょう) 心から怖れ畏(かしこ)まるという意味だが、主に、手紙の終わりに敬意を表して添える言葉として用いられる。 類:●誠恐誠惶●誠惶頓首
・誠惶頓首(せいこうとんしゅ) 心から怖れ畏まり地に額(ぬか)ずくという意味。主に、手紙の終わりに敬意を表して添える言葉として用いられる。
・正鵠を得る(せいこくをえる)[=射る」 ものごとの急所や要点を正しく押さえている。核心を突いている。 類:●的を射る●肯綮(こうけい)に当たる●当を得る ★「正鵠を射る」とも言うが、本来は「正鵠を得る」。 参考:正鵠(せいこく) 的の中央の黒点。図星。
・正鵠を失する(せいこくをしっする・せいこうを〜) 矢を射て、的を外す。 出典:「中庸」「失諸正鵠、反求諸其身」<諸を正鵠に失すれば、反つて諸を其の身に求む> ★「正」も「鵠」も的の中央にその絵が描かれた鳥の名。セイコウは慣用読み。<学研漢和大字典>