−せい(た)(sei4)−
・清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ) 心が広く、善悪の区別なく、あるがままに受け入れる。度量が大きいこと。
・贅沢三昧(ぜいたくざんまい) したい放題の贅沢という意味で、思うがままに贅沢に耽(ふけ)ること。
・清談(せいだん)
・生知安行(せいちあんこう) 生まれながら道理に通じ、安んじてこれを実行すること。 出典:「中庸」「或生而知之、或学而知之、或困而知之、及其知之、一也。或安而行之、或利而行之、或勉強而行之、及其成功、一也」
・掣肘(せいちゅう) 脇(わき)から干渉して自由な行動を妨げること。 例:「掣肘を加える」 故事:「呂子春秋−審応覧具備」 嚆子賤が二吏に字を書かせ、その肘を引っ張って妨(さまた)げたという。
・静中の動(せいちゅうのどう) 静けさを保っている状態でも、機に応じて動くべきエネルギーを潜(ひそ)めているのが本当の静であって、ただ静かないだけなのは本当の静ではないということ。
・急いては事を仕損ずる(せいてはことをしそんずる)[=過(あやま)つ] あまり急ぐと却(かえ)って失敗に終わって、急いだことが何にもならない。 類:●走れば躓く
・青天の霹靂(せいてんのへきれき)
・青天白日(せいてんはくじつ) 1.晴れ渡った青空に太陽が輝いていること。 類:●好天 2.心の中が明白で、少しも隠しごとや疑われることがない状態。疑いや無実の罪が晴れること。 類:●清廉潔白 例:「青天白日の身となる」 出典:韓愈「与崔群書」「青天白日映楼台」
・晴天を褒めるには日没を待て(せいてんをほめるのはにちぼつをまて) 今晴れていても、最後の最後に雨が降るかもしれない。ものごとは終わってみるまで分からないものだから、最後まで油断してはならないということ。
・正当防衛(せいとうぼうえい) 自己または他人に加えられる急迫した不正の侵害に対し、これを防ぐため止むを得ずする加害行為。刑法上、違法性を欠くものとして犯罪とならず、民法上は不法行為としての損害賠償責任を生じない。 類:●緊急防衛