−せい(は)(sei6)−
・成敗は決断にあり(せいはいはけつだんにあり) 成功するか失敗するかは、きっぱりと決断して行なうかどうかに拠(よ)るものだということ。しっかり心に決めて行なえば成功するということ。 類:●断じて行えば鬼神もこれを避く●石に立つ矢の試しあり
・生は難く死は易し(せいはかたくしはやすし) 苦痛に耐えて生き抜くことは困難であり、それに負けて死を選ぶことは容易である。 類:●死は易うして生は難し
・生は寄なり、死は帰なり(せいはきなり、しはきなり) 人は天地の本源から生まれて、この世に仮に身を寄せているに過ぎないから、死ぬことはその本源に帰ることである。 類:●生は性なり死は命なり 出典:「淮南子−精神訓」に禹(う)の言葉として見える「生、寄也、死、帰也、何足以滑和」
・生は死の始め(せいはしのはじめ) この世に生まれ出た時、それは既に死の始まりである。
・清風故人来る(せいふうこじんきたる) 暑い日に爽(さわ)やかな風が涼しげに吹いてくるのは、まるで昔の友人が尋ねて来て呉れたように、心が清々(すがすが)しくなるものだということ。 出典:杜牧の詩
・成風の功(せいふうのこう) 精巧に作ること。立派に普請(ふしん)すること。 出典:「荘子−徐無鬼」