−せこ(seko)−
・瀬越しを掛ける(せごしをかける) 困難な目に遭わせる。試練を与える。身に苦痛を与える。責める。
・世故に長ける(せこにたける) 「世故」は世の中の風俗、習慣など種々の雑事のこと。世間の裏表に通じていて要領が良い、世間の習わしに詳しく世の中を渡って行くのが上手である。
・せこを入れる 1.「せこ」はたくさんの盃や銚子のこと。酒席に「せこ」を入れるという意味で、酒肴(しゅこう)が席全体に広く行き渡るようにする。また、上下の区別なく酒肴を勧める。2.隅々まで気を配る。細かな事に気を付けて、抜け目なく精を出す。