−せん(や)(sen8)− ・先憂後楽(せんゆうこうらく) 憂うることは人に先だって憂い、楽しむことは人に遅れて楽しむ。忠臣・仁者(じんしゃ)が国を思う情を述べた言葉。また、政治を行なう者の心構えを説いた言葉。 出典:「岳陽楼記」「先天下之憂而憂、後天下之楽而楽」<憂うべきことがあれば、世の中の誰もまだ気が付かないうちに之を憂い、楽しむべきことがれば、先ず全ての人を楽しませてから、最後に楽しむ> ★「先に苦労して後で楽をする」などという解釈は、あまりにも不届きなものであり、まったくの誤用。