−せん(を)(senwo)−
・先を越す(せんをこす) 相手に先んじてものごとをする。先回りする。 類:●機先を制する
・膳を据える(ぜんをすえる) 1.食膳を人の前に据える。2.女の方から男に言い寄る。 類:●据え膳をする
・善を責むるは朋友の道なり(ぜんをせむるはほうゆうのみちなり) 善を行なうように強く勧めるのは、友人として努めるべき道である。 出典:「孟子−離婁・下」「責善、朋友之道、父子責善、賊恩之大者」
・漸を杜じ萌を防ぐ(ぜんをとじぼうをふせぐ) 凶事や害悪は、大きくならないうちに防ぎ止めるべきであるということ。 ★「漸」はものごとの兆し、「萌」は、芽生えで、共に事の始めの喩え。 出典:「後漢書−丁鴻傳」「杜漸防萌、則凶妖銷滅、害除福湊矣」
・善を為すも名に近付くこと無かれ(ぜんをなすもなにちかづくことなかれ) 仮令(たとえ)善を為すにしても、その善を為すことで名誉を得ようとすべきではない。 出典:「荘子−内篇・養生主」「為善無近名、為悪無近刑」