−しひ(sihi)−
・字引き学問(じびきがくもん) 字引きで得た学問。名前は知ってはいるが、それを生かせない、ものの役に立たない学問。 類:●耳学問
・字引きと首っ引き(じびきとくびっぴき) 一々単語を字引で引きながら努力して読むこと。辞書で調べながら、どうにかこうにか本を読むこと。 例:「字引と首っ引きで原書を読む」
・慈悲の粧い(じひのよそおい) 僧侶の装束。転じて、僧侶。
・慈悲は上から(じひはうえから) 「上」は目上の者、位が上の者という意味で、慈悲は主人や目上の者が下の者に掛けるものだということ。
・四百四病(しひゃくしびょう) 仏教用語。人間が罹(かか)る一切(いっさい)の病気の総称。人の身体を構成する地・水・火・風の四つの元素の不調により、一々の元素に百病が起こり、元と合わせて四百四と数えたもの。地から黄病、水から痰病、火から熱病、風から風病が起こるとされた。
・四百四病の外(しひゃくしびょうのほか) 恋の病(やまい)のこと。 類:●恋煩(わずら)い ★四百四病に入らないものの意<国語大辞典(小)>
・痺れを切らす(しびれをきらす) 1.長く座っていたりしたために、血液の循環が悪くなって足の感覚がなくなる。足が痺れる。 類:●痺れが切れる●しびりを切らす 2.待ち遠しくて、我慢できなくなる。 類:●待ち草臥(くたび)れる
・慈悲を垂れる(じひをたれる) 慈悲心を示すということで、悲しみ哀れむ心から何か人の助けになる事をする。情けを掛ける。