−しき(siki)−
・敷居が高い(しきいがたかい) 1.相手に不義理をしたり、また、面目(めんぼく)がないことがあったりして、その人の家に行き難くなる。また、その人に会い難い状態。 類:●門を塞ぐ 2.(最近使われ始めた用法)高級店や習い事などが、自分には分不相応で、入りづらい・関わりづらい。 類:●手が届かない 例:「あの店は一般庶民には敷居が高い」
・敷居を跨ぐ(しきいをまたぐ) 家に入る。訪れる。また、家を出る。 例:「二度とこの家の敷居を跨がせるものか」
・時機に投ずる(じきにとうずる) ある機会を巧く利用するように行動する。また、その時の状勢に巧く合致する。 類:●時流に乗る
・児戯に等し(じぎにひとし)[=と一般・に類する] 子供の遊びと同じという意味で、少しの価値も認められないことにいう。 類:●たわいない