−しめ(sime)−
・自明の理(じめいのり) 説明を必要としない明らかな道理という意味で、明白で分かり切った事柄のこと。 類:●日月自明●明明白白●火を見るより明らか 出典:「荘子−田子方」「若天之自高、地之自厚、日月之自明、夫何修焉」
・死命を制す(しめいをせいす) 死ぬか生きるかという大事なところを押えて、その人の運命やことの成り行きを自分が掌握すること。相手の急所を押える。 例:「敵の死命を制す」
・占め子の兎(しめこのうさぎ)[=うさうさ] ものごとが思い通りに運んだときに言う洒落(しゃれ)。 類:●占めた●しめしめ●してやったり ★「うまくいった」の意の「しめた」に、兎を「絞(し)める」をかけていう語<国語大辞典(小)>
・示し合わせる(しめしあわせる) 1.仲間などと予(あらかじ)め相談しておく。事を起こすに先立ち、互いに心を合わせておく。 用例:浮・傾城禁短気−五「兼て遣手としめし合せておいて」 2.互いに目配せなどの合図を交わして、知らせ合う。
・示しが付かない(しめしがつかない) 模範となるべき立場なのに、模範として示すことができない。訓戒の効き目がない。 例:「飲んだくれていては子供に示しが付かない」
・四面楚歌(しめんそか)