−しも(simo)−
・下いびりの上諂い(しもいびりのかみへつらい) 目下や弱者に辛(つら)く当たるような者は、例外なく、上の者に媚び諂うものであるということ。  反:■強きを挫き弱きを助く
・耳目となる(じもくとなる) ある人の耳や目と同じような働きをする。人を補佐する。
・耳目に触れる(じもくにふれる) 耳や目で知覚するという意味から、見たり聞いたりする。
・耳目の欲(じもくのよく) 見たり聞いたりすることによって起こる欲望。
・耳目を驚かす(じもくをおどろかす) 世の人に衝撃を与える。世間を驚かす。世間の関心を惹(ひ)く。 類:●あっと言わせる●耳目を引く
・耳目を属す(じもくをしょくす) 耳を欹(そばだ)てて良く聞き、目を注いでよく見る。
・耳目を引く(じもくをひく) 人の耳や目に訴えるという意味で、多くの人々の注意を引いて目立つ。 類:●耳目を驚かす
・駟も舌に及ばず(しもしたもおよばず) 一度口から出した言葉は、四頭立ての馬車で追い掛けても追い付かない。言葉は慎(つつし)むべきであるということ。 類:●駟馬(しば)も追うあたわず 出典:「論語−顔淵」「惜乎、夫子之説君子也、駟不及舌」
・霜を踏んで堅氷至る(しもをふんでけんぴょういたる) 霜を踏んで歩く季節を経て、氷が堅く張る厳冬の季節に達する。何事も徴候が現れてから、その後に実際のできごとが起こるという喩え。 類:●堅き氷は霜を踏むより至る
・自問自答(じもんじとう) 自分で自分に問い掛け、自分で答えること。 例:「これで良いのかと自問自答する」