−しん(ら)(sin9)−
・迅雷耳を掩うに暇あらず(じんらいみみをおおうにいとまあらず) 雷鳴が突如起こり、耳を覆う暇がない。事態が急で対策を講ずる暇がないことの喩え。 類:●疾雷耳を掩うに及ばず
・森羅万象(しんらばんしょう・ばんぞう・まんぞう) 宇宙間に数限りなく存在する一切(いっさい)のものごと。 例:「森羅万象を網羅する」
・甚六(じんろく) 1.長男。跡取り息子。おっとりして気が好いところがあることから、少しぼんやりしていると揶揄(からか)う気持ちを込めて言う。 例:「総領の甚六」 2.一般(長男以外に)に、お人好し。ぼんやり。 類:●鈍間(のろま)●愚か者 ★「甚六」は順禄(じゅんろく)の転訛という。長男であれば少々頼りなくても順番で禄を継ぐことができるということ。