−すき(suki)−
・付きが回る(ずきがまわる) 1.気付く。感付く。2.役人などに感付かれる。逃走していた犯人や罪人に対し、当局から手配されること。 類:●手が回る
・好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)
・過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし) ものごとには程度というものがあり、それを越えることは足りないのと同じように良くない。中庸(ちゅうよう)が大切である。 類:●念の過ぐるは不念●分別過ぎれば愚に返る●理も昂ずれば非の一倍●大吉は凶に還(かえ)る●薬も過ぎれば毒となる●凝っては思案に能わず 出典:「論語−先進」「子曰、過猶不及也」 ★孔子が、子張と子夏を評した言葉。
・空き腹に不味いものなし(すきばらにまずいものなし・すきっぱらに〜) 空腹のときは、どんな粗末なものでも美味しく感じるものである。 類:●饑いときは不味いものなし●飢えては食を選ばず●飢えては糟糠を択ばず●Hunger is the best sauce. ( 空腹は最高のソース)<「英⇔日」対照・名言ことわざ辞典>
・数寄を凝らす(すきをこらす) 「数奇」は、風流、風雅の道に深く心をよせること。風雅の意匠を尽くすこと。風流な工夫を色々と施(ほどこ)すこと。 類:●趣向を凝らす