−すれ(sure)−
・擦れ枯らし(すれからし・がらし) 1.厳しい世間で苦労し、かつての純真さを失って悪賢くなった状態。また、その人。 類:●阿婆擦れ●擦れっ枯らし●擦り枯らし●擦れ者 用例:洒・北華通情「喜多市といへるすれがらし」 2.色々な目に遭って、貯えが尽きること。また、その人。 類:●擦り枯らし 用例:雑俳・ふてりきし「書置(かきおき)を茶にする母のすれからし」 用例の出典@:北華通情(ほっかつうじょう?) 洒落本。寛政6年(1794)。春光園花丸。・・・詳細調査中。 用例の出典A:ふてりきし ・・・調査中。