−すし(susi)−
・筋が良い(すじがいい) 1.血筋が良い。また、性格が良い。2.親から伝わる技や芸事を十分に覚え、親同様の素質がある。3.一般に、芸事やスポーツなどで、素質がある。 類:●見込みがある 例:「彼は絵の筋が良い」
・筋書き通り(すじがきどおり) 予(あらかじ)め立てた計画の通り。こちらの目論見(もくろみ)通り。 例:「筋書き通りには行かない」
・筋が立つ(すじがたつ) 理に適(かな)っている。 類:●筋が通る
・筋が違う(すじがちがう) 道理に合わない。また、見当外れである。手続きの順序立てが違う。 例:「それをこっちに言われても筋が違うよ」
・筋が通る(すじがとおる) 1.細長く真っ直ぐになっている。2.首尾一貫している。道理に適(かな)っている。 類:●筋が立つ
・筋金入り(すじがねいり) 1.筋金が入っていること。また、そのもの。2.比喩的に、身体が、鍛え上げられて強固なこと。また、物が構造的に強固なこと。例:「筋金入りのレスラー」 3.比喩的に、確固とした信念を持っていること。 例:「筋金入りのトラキチ」
・筋が悪い(すじがわるい) 1.元来は、血筋が良くないという意味で、親から伝わる技や芸事を十分に覚えられず、その素質がないことを指した。一般に、芸事やスポーツなどで素質がないことを表わす。 反:■筋が良い 2.性質が悪い。 類:●質が悪い
・寿司詰め(すしづめ)・鮨詰め 多くの人や物が、少しの隙間もなく、ぎっしり入っていること。 類:●寿司を押したよう 例:「朝の通勤電車は鮨詰めだ」
・筋骨を抜かれたよう(すじぼねをぬかれたよう) 病気や疲労で気力がなく、ぐったりしている様子。
・筋骨を抜く(すじぼねをぬく) 筋骨を抜いたようになるまで、徹底的に痛め付ける。 参考:筋骨(すじぼね) 筋肉と骨格のこと。また、転じて、体付きのこと。
・筋を通す(すじをとおす) ものごとの首尾を一貫させる。道理に適(かな)うようにする。また、然(しか)るべき手続きを踏む。