−たい(あ)(tai1)−
・第一線(だいいっせん) 1.一番初めの線。2.戦場で敵に最も近い地域。 類:●最前線 3.比喩的に、その方面で、最も重要で華々しい位置。また、最も重要な立場。 例:「息子の結婚を機に第一線を退くつもりだ」
・太液の芙蓉(たいえきのふよう) 太液の辺(ほとり)にある芙蓉ということで、美人の顔のこと。 出典:「白居易−長恨歌」「帰来池苑皆依旧、太液芙蓉未央柳、芙蓉如面柳如眉」 参考:太液(たいえき) 中国の宮殿にあった池の名前。漢代は長安城外の未央宮(びおうきゆう)内に、唐代は城内の大明宮内にあった。明・清代には北京の西苑内にあった。
・大往生を遂ぐ(だいおうじょうをとぐ)・大往生する 立派に往生するという意味から、心に乱れのない安らかな死に方をすること。時に、高年齢まで生きたことを意図して使う場合もある。 類:●天寿を全うす●末遂ぐ 例:「93歳で大往生を遂げた」
・大恩は報ぜず(だいおんはほうぜず) 小さな恩義には負い目を感じて報(むく)いようとするが、大き過ぎる恩義には、却(かえ)って気が付かず、見過ごしてしまうものだ。また、気付いても報いようとしないものだ。