−たま(ま)(tama7)−
・玉琢かざれば宝とならず(たまみがかざればたからとならず)[=器(うつわもの)と〜] 優れた人も、学問や修養をしなければ有用の人になることはできない。 類:●玉磨かざれば光なし 出典:「礼記−学記」
・玉磨かざれば光なし(たまみがかざればひかりなし) どんな玉でも磨かなければ美しい光は出ない。同様に人間も、いくら素質があっても錬磨しなければ立派な人間にはなれない。 類:●瑠璃の光も磨きから●玉琢かざれば器を成さず
・玉虫色(たまむしいろ) 1.玉虫の羽のような金属的光沢を帯びた美しい金緑色・金紫色のこと。2.転じて、解釈によってどのようにでも受け取れる文章などの、ぼかした表現のこと。曖昧(あいまい)な表現。 例:「玉虫色の答申」