−たも(tamo)−
・ダモクレスの剣(だもくれすのけん) Sword of Damocles。身に付き纏(まと)う危険の喩え。危険と隣り合わせていることの喩え。 神話:「ギリシャ神話」 大臣のダモクレスがあまりにも王位の栄光を称(たた)えたので、シラキューズ王のデュオニッソスが、ダモクレスを王位に就かせた上でその頭上に毛髪(馬の尻尾とも)1本で剣を吊るし、王位にある者がいかに不安定で危険なものであるかを示した。 出典:ギリシャ神話 古代ギリシア民族の神話。ギリシア本土およびミノア、ミケナイ、北トラキアなどの神話・伝説で、主神ゼウスほかオリンポスの神々や、英雄をはじめとする人間との物語。「イーリアス」「オデュッセイア」などのほか、多くの詩や戯曲として残されている。ギリシア文化の骨格をなし、ヨーロッパの美術や文芸の源泉となった。
・袂に縋る(たもとにすがる)[=取り付く] 願う事があって、相手を離すまいと、その袂を掴(つか)む。転じて、相手の同情を引いて助けを求める。 類:●袖に縋る
・袂を絞る(たもとをしぼる) 涙で濡れた袂を絞(しぼ)る。酷(ひど)く泣くことを言う。
・袂を分かつ(たもとをわかつ) 今まで一緒だった人と関係を絶つ。人と別れる。 類:●袖分かる