−たん(は)(tan6)−
・貪夫は財に徇ず(たんぷはざいにじゅんず・どんふは〜) 貪欲な者は、財貨のためなら命をも棄(す)てるものである。 出典:「史記−伯夷列伝」「貪夫徇財、烈士徇名」 前漢の賈誼(かぎ)が伯夷(はくい)や叔斉(しゅくさい)を評して言った言葉。 参考:烈士は名に徇ず
・短兵急(たんぺいきゅう) 1.刀剣や手槍などの短い武器を持って、敵を急に攻めるという意味。息も吐(つ)かせず、いきなり攻撃を仕掛けること。2.転じて、突然ある行動を起こすこと。余裕なく、せっかちに事を行なうこと。 類:●出し抜け●いきなり 例:「短兵急な質問に面食らう」
・短兵急に(たんぺいきゅうに)[=直(ただ)ちに] 刀剣などを持って、いきなり敵に攻撃をしかける様子。 用例:太平記−一〇「敵三千余騎の真中に取籠て、短兵急に拉(とりひし)がんとす」