−たん(を)(tanwo)−
・胆を奪う(たんをうばう) 驚かせて意気を喪失させる。肝を潰(つぶ)させる。また、意気を喪失する。
・短を捨て長を取る(たんをすてちょうをとる) 短所を除いて、長所だけを参考として学び取る。欠点を捨てて美点を選び取る。是非や善悪を考えて、適当に取捨する。 類:●採長補短 出典:「漢書−芸文志」「舎短取長」
・暖を取る(だんをとる) 身体が暖かくなるようにする。身体を暖める。暖かくする。
・胆を練る(たんをねる) ものごとに動じないように胆力を養う。ものごとに恐れ驚かないように修養する。
・端を発する(たんをはっする) そのものごとから、また、そのものごとが原因で、始まる。起こる。 類:●糸口となる 例:「天城山系に端を発する狩野川」
・端を開く(たんをひらく) 「端」は、始まりの意味。新しいことが始まる原因を作る。新しくものごとを始めるきっかけを作る。