−たお(tao)−
・斃るる所に土を掴む(たおるるところにつちをつかむ) 欲が深くて、どんな場合でも、何か利益を得ようとする。欲が深い者を嘲(あざけ)って言う。 類:●転んでも只は起きない●倒れても土を掴む
・タオルを投げる(たおるをなげる) ボクシングの試合中に、リング内にタオルを投げ入れてテクニカル・ノックアウト負けを表明すること。転じて、戦う意思がなくなったことの喩え。 類:●白旗を揚げる
・斃れて後已む(たおれてのちやむ) 生きている限り努力を続け、死んだあとでやっと終わるということ。死ぬまで一所懸命に努力して、途中で挫(くじ)けない。 類:●死して後己む 出典:「礼記−表記」