−たす(tasu)−
・襷掛け(たすきがけ) 1.和服の袖をたくし上げるため襷紐を十字に掛けてきびきび働くこと。その姿。 類:●裾を肩に結ぶ 2.紐や縄で物を束ねるとき、斜め十文字に打ち違えること。また、模様が斜め十文字になっていること。3.相撲の決まり手の一つ。相手の腋の下に首を差し入れ、反対の手で相手の足を内側から取り、腰を伸ばしながら後ろに反り落とす技。4.幼児の髪置きの祝いに用いる麻糸の称。開いた扇の柄に麻を長く下げ、色の付いた水引で髪に結び付ける。
・助け船を出す(たすけぶねをだす) 困っているときに助力すること。また、その人やものごとを提供すること。
・出すことは舌を出すも嫌い(だすことはしたをだすもきらい) 非常にけちなこと、ひどく出し惜しみすることの喩え。 類:●けち