−てま(tema)−
・手前勝手(てまえがって) 自分の都合だけを考えること。 例:「手前勝手な振舞」 類:●自分勝手●我田引水
・手前味噌(てまえみそ) 自分の家で作った味噌の味を自慢するということから、自分で自分のことを誇ること。 類:●自慢●手味噌●自画自賛 例:「手前味噌を並べる」
・手間が掛かる(てまがかかる) ある事をなすのに、労力と時間が掛かる。 類:●手間が要る●手間が取れる●手数が掛かる
・出任せ(でまかせ) 1.口から出るに任せて、好い加減なことを喋ること。また、その言葉。 類:●出鱈目●出放題 例:「口から出任せを言う」 2.出るに任せること。出るがままにすること。
・手間取る(てまどる) かなりの手間暇(てまひま)が掛かる。思ったより、時間や労力が掛かる。 用例:伎・お染久松色読販−中幕「それ故何かと手間取りました」
・手間暇要らず(てまひまいらず) 手間暇が掛からないこと。
・手回しが良い(てまわしがいい・よい) 1.事前の用意が良い。用意が周到である。 類:●手筈が整う●用意周到 例:「会議室を押さえているとは手回しが良いね」 2.都合(つごう)が良い。便利である。