−てる(teru)−
・出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)
・出る所へ出る(でるところへでる) 公(おおやけ)の場に訴えて出る。法廷や警察署などの公の場に訴え出て裁断を仰(あお)ぐ。 例:「出る所へ出て決着を付けようではないか」
・出る船の纜を引く(でるふねのともづなをひく) 未練がましい振舞いをする喩え。
・出る幕(でるまく) 芝居で、その役者が出演する場面のこと。しゃしゃり出て口を挟む場面のこと。 類:●出番
・出る幕ではない(でるまくではない) 芝居で、その役者の出演する場面ではないということ。出て行って、活動したり口を挾んだりすべき場合ではない。 例:「下っ端の出る幕じゃない」