−てた(teta)−
・手立てに乗る(てだてにのる) 策略に騙(だま)されるという意味で、相手が仕掛けた手段や策謀にうまうまと引っ掛かること。 類:●手に乗る●罠に掛かる
・出た所勝負(でたとこしょうぶ) 1.賽子(さいころ)博打(ばくち)で、出た賽の目で勝負を決めること。2.転じて、前もって手段を巡らさず、その場の成り行きで事を決めること。正否を運に任せてと、もかくやってみること。 例:「考えても埒が明かない。出たとこ勝負で行こう」 3.臨機応変に処理すること。 例:「どんな質問が出るか分からないが、出たとこ勝負でやるしかない」
・手玉に取る(てだまにとる) お手玉のように投げ上げて弄(もてあそ)ぶ。転じて、他人をこちらの思い通りに操る。翻弄(ほんろう)する。 類:●てのひらで転がす 例:「何人もの男を手玉に取る」
・出鱈目(でたらめ) 好い加減で筋道から外れていること。思い付くままに勝手なことを言うこと。または、行なうこと。 類:●無軌道●無責任●杜撰●出任せ 例:「出鱈目なことをいう」「出鱈目な生活」 ★「出鱈目」は当て字。さいころを振って出たら、その目にまかせるの意か<国語大辞典(小)>