−てと(teto)− ・手と身になる(てとみになる) 財産をなくす。身一つになる。無一物になる。 用例:浮・日本永代蔵−5「手と身になりての思案、何とも埒(らち)の明かぬ世渡り」 ★お足(銭)がなくなるの洒落からか。 ・手取り足取り(てとりあしとり) 1.多くの人が、力を合わせて人の手足を抱え持つこと。また、押さえ付けること。2.丁寧に教える様子。行き届いた世話をすること。 例:「新人を手取り足取り指導する」