−てを(か)(tewo2)−
・手を易え品を易える(てをかえしなをかえる) ある一つのことに対して、次々に色々な方法を試みる。様々な手段・方法を尽くす。 類:●あの手この手
・手を反す(てをかえす) 極めて容易(たやす)いこと。また、瞬く間に変わることの喩え。 類:●手の裏を反す●掌を返す
・手を書く(てをかく) 文字を書く。書道を嗜(たしな)む。また、文字を巧みに書く。
・手を掛ける(てをかける) 1.自分で事に当たる。2.手出しをする。攻める。攻撃を加える。また、盗みを働く。 類:●手を出す 3.関係を付ける。手出しをする。4.手数を掛ける。人手を煩(わずら)わす。
・手を貸す(てをかす) 手助けする。助力する。 類:●手を添える
・手を借りる(てをかりる) 手伝って貰う。助力して貰う。
・手を切る(てをきる) 関係を断つ。交際を断つ。男女の関係を清算する。 類:●縁を切る●手を引く 例:「やくざと手を切る」
・手を砕く(てをくだく) あれこれと手段を巡らす。様々に工夫を凝らす。
・手を下す(てをくだす) 1.直接自分で行なう。自ら事に当たる。 類:●手を下ろす 2.し始める。着手する。 類:●手を付ける
・手を組む(てをくむ) 1.腕組みをする。腕を組んで深く考え込む。また、何もしないで見ている様子にも使う。 類:●手を拱く 2.人と人とが手を握り合う。また、腕を組み合う。3.仲間になる。協力する。 類:●腕を組む
・手を加える(てをくわえる) 1.加工する。2.修正する。補い直す。
・手を拱く(てをこまぬく・こまねく) 1.昔の中国で行われた挨拶の方法の一つ。両手の指を胸の前で組み合わせて敬礼する。 出典:「礼記−曲礼上」 2.腕組みをする。3.腕を組んで深く考え込む。 類:●手を組む 4.手出しをせずにいる。何もしないで見ている。 類:●手を組む●腕を拱く●手を束ねる