−てを(は)(tewo6)−
・手を離れる(てをはなれる) 1.その人の所有ではなくなる。その人の思い通りには動かせないものになる。2.手元から離れる。世話、看護、監督が不要になる。 例:「親の手を離れる」
・手を引く(てをひく) 1.手を取って導く。 例:「老婆の手を引く」 2.関係を断って退く。関わり合いをなくす。 類:●手を切る 反:■手を染める 例:「仕事から手を引く」
・手を額に当てる(てをひたいにあてる) 1.喜ぶ。2.熱心に祈念すること。
・手を翻せば雲となり、手を覆せば雨となる(てをひるがえせばくもとなり、てをくつがえせばあめとなる) 掌(てのひら)を上に向ければ雲となり、下に向ければ雨となるほど天候の変化は急だという意味。人情が変わり易く当てにならないことの喩え。 出典:「杜甫−貧交行」
・手を広げる(てをひろげる) 関係する範囲を新たに広くする。仕事の規模を大きくする。 類:●手を手広くする●手を伸ばす 例:「青果販売に手を広げる」