−ちい(tii)−
・小さく産んで大きく育てる(ちいさくうんでおおきくそだてる) 1.赤ん坊は、小さいうちに安産で産み、のちに大きく育てるのが子育ての極意(ごくい)である。 ★時に、早産であった両親を励(はげ)まして言う。 2.転じて、起業するときは、初めから大きいところを狙わないで、小規模で始めて徐々に大きく育てていくのが着実で賢(かしこ)いやり方だという喩え。
・小さくとも針は呑まれぬ(ちいさくともはりはのまれぬ) いくら小さいといっても針を呑むことはできない。転じて、人やものが、小さいからといって侮(あなど)れないことの喩え。 類:●山椒は小粒でもぴりりと辛い
・知音(ちいん)
・知音女房(ちいんにょうぼう) 自分から馴染みになって、貰った妻。恋女房。 用例:滑・膝栗毛−8「そりやわしが知音女房ぢやわいな」