−ちま(tima)−
・血眼(ちまなこ) 1.感情が激して血走った目。逆上して真っ赤になった目。 類:●血目●血目玉 2.あることに狂奔(きょうほん)すること。逆上して奔走すること。 用例:人情・恩愛二葉草−三「斯くては命も危からんと、血眼(チマナコ)に成って気を揉みけるを」
・血祭りに上げる(ちまつりにあげる)[=する] 1.戦いの手始めに、敵方の者を殺す。また、手始めに威勢よく、最初の相手を片付ける。 ★昔、中国で、出陣に際し、いけにえを殺して軍神をまつったことから<大辞林(三)> 2.相手を酷(ひど)い目に遭わせることの喩え。 例:「あの若造から血祭りに上げてやれ」