−とと(toto)−
・徒党を組む(ととうをくむ) 仲間、団体、一味などを組むこと。また、その仲間、団体、一味。特に、不穏なことをなすために集まった仲間。
・鯔の詰まり(とどのつまり・どどのつまり)[=詰め・仕舞(しま)い・果て] 色々やって、または、煎じ詰めていった最後のところ。多く、思わしくない場合に使う。 類:●結局●畢竟(ひっきょう) 用例:洒・戯作四書京伝予誌「とどのつまりは二ばん番頭がむかひに来て」 例:「とどのつまりは無駄骨だった」 ★ボラは成長して行くに従って名称が変わり、最後に「とど」といわれるところからという。一説に「とど」は「止」、また、「到頭」の変化とも<国語大辞典(小)> 用例の出典:戯作四書京伝予誌(げさくししょきょうでんよし) 洒落本。山東京伝。寛政2年(1790)。・・・詳細調査中。
・止めを刺す(とどめをさす) 1.確実に殺すために、急所を刺して息の根を止める。 ★江戸時代の刑罰で、「とどめ」は、咽喉(のど)を右から貫(つらぬ)くものであったらしい。 2.転じて、ものごとを確実に処理する。後で苦情や異義が出てこないように、念を押しておく。3.決定的な打撃を与える。再起できなくなるほどに徹底的に打ちのめす。 4.〜が最も優れている。〜に限る。 例:「花は吉野に止めを刺す」