−とう(あ)(tou1)−
・どうあっても どういう状態でも。何とあっても。 用例:虎寛本狂言・地蔵舞「いやいや、どふ有ても成らぬ事でおりゃる」 ★強い命令や意志の表現に用いる<国語大辞典(小)>
・どういう風の吹き回し(どういうかぜのふきまわし) 事の成り行きが思い掛けない様子。どうした訳か。どんな弾(はず)みか。 例:「お前が奢るなどとはどういう風の吹き回しだ」
・当意即妙(とういそくみょう) 《四熟》その場に相応(ふさわ)しい当座の機転を利かせること。その場の雰囲気に合わせて、すぐさま気の利いた言動をすること。 例:「当意即妙の答え」 ★仏教の、当位即妙から<大辞林(三)>
・どう致しまして(どういたしまして) 相手の礼や詫(わ)びの言葉に対して、それを丁寧に打ち消しながら返す挨拶(あいさつ)の言葉。
・統一戦線(とういつせんせん) 政治運動や労働運動で、各党派・各団体が、それぞれ独自の主張を保持しながら、共通の敵対勢力に対して、一致できる最低線を決めて、それに基づいて共同の行動を取る戦術。 類:●共同戦線●ユナイテッドフロント
・挑園に義を結ぶ(とうえんにぎをむすぶ)[=の〜] 義兄弟の契(ちぎ)りを結ぶ。また、義兄弟のような深い間柄になる。 故事:「三国志演義−第一回」 中国後漢の末、蜀の劉備、関羽、張飛の三豪傑が、桃園で義兄弟の契りを結んだ。