−とう(た)(tou4)−
・当代無比(とうだいむひ) 当世に比べるものがないという意味で、当世に於いて最も優れている唯一のものである。 類:●当代無双
・灯台下暗し(とうだいもとくらし)
・道聴塗説(どうちょうとせつ)・道聴途説 路上で他人から聞いた話を、すぐにその道でまた第三者に話すこと。 1.他人から良い話を聞いてもそれを心に留めて自分のものとしないこと。すぐ他人に受け売りすること。類:●道に聴きて塗に説くは徳を之れ棄つるなり 出典:「論語−陽貨」「子曰、道聴而塗説、徳之棄也」 2.転じて、好い加減な世間の噂話。聞き齧(かじ)りの話。
・滔天の勢い(とうてんのいきおい) 水が天にまで漲(みなぎ)るほどの勢い。留まるところを知らないほど勢いが強い様子。
・尊い寺は門から見ゆる(とうといてらはもんからみゆる)・知れる 信仰を集める寺は門構えからして立派で、有り難い感じがするところから、尊いものはその外面を見ただけで内容を窺(うかが)い知ることができるということ。
・堂々巡り(どうどうめぐり) 1.祈願のため、または儀式として、仏や仏堂の周りを巡ること。 2.遊戯の一つ。手を繋(つな)ぎ輪を作って歌いながらぐるぐる回る遊び。3.同じことをいつまでも繰り返して進展しないこと。 例:「議論が堂々巡りしている」 4.国会の本会議で、案件を投票によって決定する場合、議員が青票(反対)・白票(賛成)を各自持参して演壇上においた箱に入れ採決する方法の俗称。