−とわ(towa)−
・問わず語り(とわずがたり) 人から問われもしないのに自分から話し出すこと。また、相手なしに一人でものを言うこと。 類:●独り言 用例:宇津保−蔵開中「いであやしのとはずがたりや」 参考:問はず語り(とわずがたり)・とはずがたり 日記。鎌倉時代。5巻。後深草院の二条(中院大納言源雅忠の女)作。前3巻は後深草院御所を中心に、文永8年(1271)14歳で院の寵愛を受けて以来の様々な愛欲遍歴とその感想を、後2巻は出家後、西行の跡を慕い、諸国行脚によって懴悔修行の生活を送る次第とその心境、後深草院三回忌の感慨などを記す。