−つは(tuha)−
・鍔競り合い(つばぜりあい)・鍔迫り合い・鍔糶り合い 1.互いに打ち込んだ刀を、鍔で受け止め合ったまま押し合うこと。 参考:鍔(つば) 刀の柄と刀身の間にあり、柄を握る拳(こぶし)の防御具<国語大辞典(小)> 2.比喩的に、互いに譲らない激しい攻防。また、どちらが勝つか分からない際どい争い。 例:「2人の候補者の鍔競り合い」
・唾を付ける(つばをつける) 1.自分のものであると宣言して、唾を塗(ぬ)って他人が食べないようにしておく。主に、食物に塗ることを言う。2.転じて、一般的に、自分に優先権が来るように、話を付けておく。他人に取られないように、手付金などを打っておく。 例:「古本屋で出物があったので、唾を付けておいた」 3.「眉に唾を付ける」の形で、騙(だま)されないように用心する。