−うい(#ui)−
浮いた(ういた) 1.軽はずみな。好い加減な。また、陽気な。 用例:日葡辞書「ココロノウイタヒト」 2.恋愛に関する。男女関係に纏(まつ)わる。 例:「浮いた話」 用例:人情・春色梅美婦禰−五「情女(いろ)の恋のとそんな浮(ウイ)た事じゃアねヘノサ」
有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい) この世の現象は全て、留まることなく激しく移り変わっていくものであるということ。 類:●移れば変わる世の習い●飛鳥川の淵瀬●浮世は回り持ち●諸行無常●禍福は糾える縄の如し 出典:太平記−三六・清氏判逆事「有為転変(ウイテンベン)の世の習ひ、今に始めぬ事なれ共、不思議なりし事ども也」 ★「有為」の出典:「華厳経演義鈔−二十一」「若法有先住異滅、可名有為」
有為無常(ういむじょう) この世の現象は因縁によって生じたものであるから、常に移り変わるものだ。 例:●有為転変 用例:保元−上「有為無情の習ひ、生者必滅の掟」