−うこ(uko)−
・禹行舜趨(うこうしゅんすう) 聖王である禹や舜の表面上の動作を真似るだけで、実質を持たないこと。 出典:「荀子−非十二子」「禹行而舜趨」
・烏合の衆(うごうのしゅう) 烏の群れのように、規律も統一もなく、ただ寄り集まっている群集。 出典:「後漢書−耿エン[合/廾]伝」「発突騎以[車+燐-火]烏合之衆、如摧枯折腐耳」
・動きが取れない(うごきがとれない)[=ぬ] 1.制約があって、思うように振舞うことができない。2.悪い状態から抜け出ることができない。 類:●行き詰まる 用例:浮・日本永代蔵−一「うごきのとれぬ身袋をわたし」
・右顧左眄(うこさべん) 右を流し目で見、左を顧みるという意味で、右を見たり左を見たりして迷うこと。 類:●左顧右眄
・雨後の筍(うごのたけのこ) 雨が降った後には、筍が続々と生えてくるというところから、類似したものごとが次々に現われたり起こったりすることの喩え。 例:「雨後の筍の如く似たような商品が出回る」