−わん(wan)−
・ワンクッション置く(わんくっしょんおく) 和製語。ショックや圧力を和らげるために、間に準備段階や当たり障りの少ない人などなどを介す。 例:「天降っていきなり社長というのでなく、ワンクッション置いて副社長になっておく」
・わんさ・わんさか 1.がやがやと、人が大勢押し掛ける様子を表わす言葉。 例:「空港にはファンたちがわんさと詰め寄せた」 2.たくさんある、または、たくさん集まってくる様子表わす言葉。 類:●たっぷり●ごまんと 例:「金がわんさとある」 3.俗語の「わんさガール」の略。 参考:わんさガール (大勢いるところから)映画やレビューなどの下っぱの女優。わんさ<国語大辞典(小)>
・腕白(わんぱく・わんばく) 子供が悪戯で言うことを聞かないこと。言うことを聞かないで遊び回ったり、悪さをしたりすること。 類:●やんちゃ●脂茶 ★「腕白」は当て字。「かんぱく(関白)」の変化ともいうが未詳<国語大辞典(小)>
・椀より正味(わんよりしょうみ) お椀がどんなに立派でも、中身の料理が不味くては感心できない。外観よりも、内容で物を評価すべきであるということの喩え。 類:●山高きが故に貴からず●人肥えたるが故に貴からず●見掛けばかりの空大名●独活の大木
・腕力に訴える(わんりょくにうったえる) 暴力を用いて他人を意の儘に従わせたり、争い事を解決したりする。自分の希望を通すために暴力を使う。