−よん(yon)− ・拠所無い(よんどころない) 「拠り所ない」からの変化。そうするより外(ほか)にどうしようもない。止(や)むを得ない。余儀ない。どうにも手を離せない。 例:「拠所無い事情のため欠席する」 用例:浄・惟喬惟仁位諍−二「もし薄手にても負ひ給はば後の嘲りよん所なし」 用例の出典:惟喬惟仁位諍(これたかこれひとくらいあらそい) 浄瑠璃。近松門左衛門。天和元年(1681)。・・・詳細調査中。