−より(yori)−
・寄り合い所帯(よりあいじょたい) 1.多くの世帯が一か所に寄り合って住むこと。また、その集まり。2.雑多な派閥やグループが集まって、十分に組織化されないまま成り立っている団体。統制されていない雑多なものの集まり。
・縒りが戻る(よりがもどる)・撚りが〜 捻(ね)じって絡(から)み合わせたものが元通りになるという意味から、ものごとが以前の状態に復帰すること。特に、男女の仲が元の通りになることを表わす。 類:●元の鞘に納まる
・選り取り見取り(よりどりみどり) 自由に好きなものを選び出して取ること。
・選りに選って(よりによって)[=にも選って] 他にもっと相応(ふさわ)しいものがあるのに、敢えてそれを選ぶことはないのに。多く、選択した行為を非難する、前置きの言葉として用いる。 類:●事もあろうに 例:「選りに選って滓(かす)を掴むとは」
・縒りを掛ける(よりをかける)・撚りを〜 1.糸などを縒り合わせる。縒る。2.「腕に縒りを掛ける」の略。腕前を十分に発揮しようと、張り切る。
・縒りを戻す(よりをもどす)・撚りを〜 1.縒り合わせたものを元に戻す。縒り目を解(ほぐ)す。2.元通りにする。昔に返す。特に、男女の仲を元通りにするときに使う。 類:●元の鞘に収まる